注型用フローレスレジンで出来ること
❖レジンテーブルの注型
レジンテーブル・リバーテーブル制作時の型枠への流し込み
低発熱・低収縮・可使時間の長さ・遅延硬化の特徴から大きな作品の製作がしやすくなっております。
硬度・強度の高さを両立しており、同様製品の主要メーカーと比較してもテーブルとしての実用性がとても高いです。
※以下レジンテーブル用のエポキシ樹脂で、国内・海外それぞれで最も多く利用されていると思われる主要メーカーと比較しました。レジンテーブルのエポキシ樹脂材料において強度はとても重要な要素ですが、数値化して拘り通した結果ここまで強靭な材料を開発する事が出来ました。
・注型用フローレスレジン ※2023年の仕様です。
圧縮強さ 89.6MPa (A社:78.5MPa、B社70.4MPa)
引張強さ 41.1MPa (A社:34.7MPa、B社33.7MPa)
曲げ強さ 75.4MPa (A社:46.8MPa、B社46.8MPa)
硬度 86D (A社:84D、B社82D)
紫外線黄変比較テストではA社・B社共に同程度で、フローレスレジンと比較すると黄変率に50倍以上の差がありました。
いずれも一般的には黄変しにくいと言われている製品ですが、数値の通りフローレスレジンはとても黄変しにくい特性を持っております。
硬化したフローレスレジンは日本の食品衛生法にも適合しておりますので、安全性が高くダイニングテーブルにも安心してお使い頂けます。
❖造形作品の製作・標本の封入
標本・封入物への流し込み・造形作品の流し込み
上記の材料選びで共通している重要な要素は、透明度・難黄変性・低発熱です。
硬化速度が早いレジンだと熱暴走だけでなく、封入物の溶けや色滲みの原因にもなります。
透明度は薄いと分かりにくいですが、厚みが厚くなるほど製品により大きく違いがありますのでしっかりと見定めてください。
透明標本の場合、最も重要なのが難黄変性です。
実際どのメーカーも黄変のしにくさを謳っているけど実際違いがあるのか?どれが一番いいのか?など一般の方にはほとんど調べようが無い問題です。しかし、実際に黄変の進行度合いは製品によっては100倍以上の差があるほど大きな差がある為、透明作品制作におけるエポキシ樹脂の選定は非常に重要です。
そこでフローレスレジンでは、ユーザー様から安心して選んで頂く製品を作る為に世界一黄変しにくいエポキシ樹脂を目指し研究開発をしてきました。2022年には世界トップハイエンドメーカーも含めた国内外のエポキシ樹脂製品数十社のエポキシ樹脂を比較テストしましたが、注型用フローレスレジンが最も黄変しにくい事を確認する事が出来ました。
そして今では更に改良も進み、ハイエンド製品も含めた他社メーカー製品と比較しても平均数十倍のレベルで黄変しないレジンとなりました。
黄変しにくいエポキシ樹脂をお探しの方は安心して注型用フローレスレジンをお選びくださいませ。
❖小物・アクセサリーの製作
レジン小物・シリコンモールドへの注型
注型用フローレスレジンは硬化速度が遅いので製作には時間がかかりますが、その分黄変しにくい高品質な作品が作れます。
小物を注型するときには通常25度で2日ほど掛かりますが、保温庫などで高温硬化させると1日で十分に完全硬化させることが出来ます。